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  • 大成建設とカネカ 太陽光発電システムを建物の外装に統合した「Green Multi Solar」を本格販売開始

    大成建設とカネカ 太陽光発電システムを建物の外装に統合した「Green Multi Solar」を本格販売開始

    Apr 23, 2024

    大成建設とカネカは2019年に共同で、Green Multi Solarと呼ばれる外装システムを開発しました。このシステムは、太陽光電池を窓や外壁などの建築材料と一体化させています。 このシステムには2つのタイプがあります。一つはソリッドタイプで、太陽光電池の電極線が見えない構造で、外壁のデザインを強化しています。もう一つはシースルータイプで、窓ガラスの間に両面発電可能な薄い太陽光電池が挟まれており、高透明度と発電効率を実現しています。2022年には、ガラス手すりに統合されたシステムも開発する予定です。 (写真:スマートジャパン) Green Multi Solarの大規模な輸出促進のため、大成建設とカネカは合弁会社である新しい会社G.G.Energyを設立しました。将来、この会社は環境保護意識の高い企業や官公庁施設にこのシステムを推奨し、新築やリノベーションの建築物のエネルギー創造技術として活用する予定です。 UIソーラーは、10年以上に太陽光発電架台の業界に深く携わっており、開発・設計・製造・販売を一体化したハイテク企業です。 取引先は世界60カ国以上に及んでいます。2012年より日本市場に進出し、現在までに日本での実績は累計で約3GWに達しております。 メイン製品:野立て地上架台、営農型太陽光架台、駐車場架台、陸屋根架台、折板屋根架台、垂直架台、フェンス、防草シートなど。

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  • 大成建設とカネカ、窓や外壁で発電する太陽電池発電システムの共同事業会社設立

    大成建設とカネカ、窓や外壁で発電する太陽電池発電システムの共同事業会社設立

    Apr 17, 2024

    大成建設とカネカは、太陽電池モジュールで発電する外装発電システム「Green Multi Solar」の共同事業を目的とする「G.G.Energy」を設立し本格営業を開始した。   大成建設とカネカは2024年4月15日、太陽電池モジュールで発電する外装発電システム「Green Multi Solar」の共同事業を目的とする「G.G.Energy(ジージーエナジー)」を設立し、同年4月から本格営業を開始したと発表した。 大成建設とカネカは2019年にビルの外壁や窓を太陽電池モジュールと一体化させた新たな発電システム「T-Green Multi Solar」を共同開発したと発表。その後、関連製品の開発など事業化に向けてさまざまな取り組みを進めてきた。 今回、共同事業会社を設立することでGreen Multi Solarの販路拡大、普及、促進を一体となって進めていく狙いだ。今後は、新築およびリニューアル物件の創エネルギー技術として、環境意識の高い企業や官公庁施設などに対し、提案を進めていくとしている。 大成建設とカネカが共同開発したGreen Multi Solarは、大成建設の建材一体型太陽電池の設計施工ノウハウと、太陽電池モジュールの技術力と住宅分野で高性能な瓦一体型太陽電池の導入実績を持つカネカの強みを組み合わせることで実現したものだ。 脱炭素化が求められる中で太陽電池など再生可能エネルギーの活用に期待が集まるが、太陽光発電設備の設置にはスペースの問題があり、発電量を容易に増やすことができない。大成建設とカネカはそこに目を付け、建物の外壁や窓で発電するという発想でGreen Multi Solarを生み出した。 Green Multi Solarは一般的な外装材と同等の耐久性を持ち、太陽電池が外装材と一体化しているため施工性に優れ、発電を30年以上持続することができる特徴を持つ。両社では今後もさらに再生可能エネルギー商品の新たな開発を進めていくとしている。  

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  • 中国の太陽光発電産業が高成長、2023年総生産額を発表

    中国の太陽光発電産業が高成長、2023年総生産額を発表

    Apr 11, 2024

    中国太陽光発電産業協会(CPIA)によると、中国の太陽光発電産業の規模は2023年も拡大を続けた。同産業の総生産額は1兆7500億人民元(1元は約20.7円)を超えた。 輸出の面では、シリコンウエハーが前年比93.6%増の70.3GW、セルは65.5%増の39.3GW、モジュールは37.9%増の211.7GWとなった。 出所:人民網日本語版 中国国家エネルギー局によると、中国のエネルギー関連投資は2023年も急速な成長を維持し、新エネルギー投資の実行は前年比34%以上の伸びを示した。 エネルギー部門の新たな発展は、経済に持続的な活力を注入し、その推進力を高めている。

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  • 台湾で150MWの漁電共生型メガソーラー、養殖池に太陽光パネル

    台湾で150MWの漁電共生型メガソーラー、養殖池に太陽光パネル

    Feb 29, 2024

    再生可能エネルギー事業などに投資を行っているマーキュリアホールディングスとマニエスグループ(東京都千代田区)は、台湾でのメガソーラー(大規模太陽光発電所)の共同開発に関して業務提携した。2月21日に発表した。  第1号案件として、両社が共同で設立したプロジェクトカンパニーを通じて、台湾中部地方においてエビやハマグリなどの養殖池の上に太陽光パネルを設置する漁電共生型太陽光発電所の開発権を取得した。出力は100~150MW規模。出資額および出資比率は非公表。2027年度末の完工を目指す。 漁電共生型メガソーラーのイメージ 出所:台湾農業部海水養殖研究中心「文蛤池結合立柱型光電養殖新模式」(2019漁電共生試験成果発表会)  台湾は製造業が盛んで、一人あたりの電気使用量は日本の1.6倍超に達し、また火力発電への依存度が高い。台湾政府は、2050年カーボンニュートラル実現に向けて、太陽光発電の導入目標を2025年までに20GW、2030年までに30GW、2050年までに40GW~80GWと設定している。特に、漁電共生型を新たな太陽光発電の手法と捉え、2025年までに4GW導入を目指すことを政策に掲げている。 漁電共生型メガソーラーのイメージ 出所:台湾農業部海水養殖研究中心「文蛤池結合立柱型光電養殖新模式」(2019漁電共生試験成果発表会)  その一方、台湾における2023年までの太陽光発電の導入実績は10.72GWと、2025年目標の約5割程度に留まる。今後、太陽光発電の導入をさらに加速させる必要があることから、引き続きメガソーラー開発事業に対する資金需要が見込まれる。両社は今後、台湾のメガソーラーで主流になると見込まれる漁電共生型を中心としたメガソーラー開発権を共同で取得していく計画。

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  • ダイナックス、道内最大ソーラーカーポート、2.2MWを自家消費

    ダイナックス、道内最大ソーラーカーポート、2.2MWを自家消費

    Feb 01, 2024

    ソーラーフロンティア(東京都千代田区)は1月29日、自動車部品メーカーのダイナックス(北海道千歳市)に合計出力2.2MWの自家消費型ソーラーカーポート(駐車場型太陽光発電設備)を提案し、同社の千歳工場および苫小牧工場に導入されたと発表した。 ダイナックス千歳工場 (出所:ソーラーフロンティア)  両工場とも、従業員用の駐車場を有効活用した。北海道千歳市にある千歳工場では、356台分の駐車場に太陽光パネルを2484枚設置した。太陽光パネルの出力は1006.02kW。年間発電量は102万8231kWhを見込み、全社使用電力の2.6%分となる。2023年12月29日に稼働した。 ダイナックス苫小牧工場 (出所:ソーラーフロンティア)  北海道苫小牧市にある苫小牧工場では、428台分の駐車場に太陽光パネルを2982枚設置した。パネル出力は1207.00kW。年間発電量は111万3228kWhを見込み、全社使用電力の2.9%分となる。1月22日に稼働した。  ダイナックスは、2050年カーボンニュートラルを目指し、2030年には2019年度比で温室効果ガス(GHG)排出量を46%削減することを目標に掲げる。今回の取り組みによる年間CO2排出削減量は、千歳工場が674t、苫小牧工場が730tの見込みで、全社CO2排出量の3.7%に相当する。  両社は、ダイナックス千歳本社に3台分のEV用充電スタンドおよび出力5.5kWのソーラーカーポートを設置し、2023年5月から充電および発電を開始している。今回の両工場のソーラーカーポートは2案件目の設置となる。  ダイナックスは2023年10月に自営線を使ったオフサイト型PPA(電力購入契約)モデルによるメガソーラー(大規模太陽光発電所)も稼働させている。苫小牧工場に対し、自然電力が近隣に新設・所有する太陽光パネルの出力3.85MW、連系出力2.75MWの太陽光発電所から自営線(6.6kⅤの高圧配電線)を通じて送電して売電している。

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  • イオンモールに15MWソーラーカーポート、オンサイトPPAで導入

    イオンモールに15MWソーラーカーポート、オンサイトPPAで導入

    Jan 17, 2024

    住友商事(東京都千代田区)は1月11日、四国電力(香川県高松市)と共同出資するSun Trinity合同会社(東京都千代田区)を通じて、国内のイオンモール(千葉県千葉市)の屋外駐車場において、合計約15MWのカーポート型太陽光発電設備「ソーラーカーポート」を導入すると発表した。この取り組みでは、オンサイト太陽光PPAを活用する。 1拠点あたりの導入量は、ソーラーカーポートとして国内最大規模 イオンモールは約1800万kWh(一般家庭約4300軒分相当)の消費電力をCO2フリーの再エネで賄えるようになる見込みだ。 今回の契約対象となるのは12店舗で、このうち1店舗(奈良県・大和郡山店)は設置容量が2400kWを超えており、1拠点あたりに導入されるソーラーカーポートとしては日本最大級となる。 なお、イオンモールに導入されるソーラーカーポートは、両面パネルを採用し、パネルの裏面からも発電が可能。車の駐車時は反射光で発電量が増す仕様で、車の前方に柱がないすっきりとしたデザインで、暴風雨や積雪などにも耐えられる設計となっている。 Sun Trinityは、この協業を皮切りに、2025年度までに全国のイオンモール合計50店舗以上にソーラーカーポートを稼働させ、今後もさらに導入拡大していきたい考えだ。

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  • 農水省、営農型太陽光の要件を厳格化、ガイドライン制定

    農水省、営農型太陽光の要件を厳格化、ガイドライン制定

    Jan 03, 2024

     農林水産省は、営農型太陽光発電所(ソーラーシェアリング)の運用を厳格化する。これまで農地法上の「通知」で示してきた運用内容を「施行規則」とし、新たな運用方針も含め、ガイドラインを制定する。12月4日、「営農型太陽光発電に係る農地転用許可制度上の取扱いに関するガイドライン」(案)を公表した。  農水省は、これまで営農型太陽光の運用については農地法上の「通知」によって、「一時転用の3年更新(担い手による営農の場合は10年)」「2割以上減収とならないこと(荒廃農地の再利用した場合は除く)」「農作物の生産状況を毎年報告すること」などの要件を運用してきた。  こうしたなか、同省は営農型太陽光に関する有識者会議(今後の望ましい営農型太陽光発電のあり方を検討する有識者会議)を2022年に設置し、これまでの課題や今後の方向性などに関して議論した。有識者会議では、営農型太陽光の調査結果として、調査した2535件のうち458件(18%)に単収の減少などの支障があったと報告し、こうした課題に対応するには、「通知」による運用には限界がある、と指摘された。  これを受け、同省は、これまで通知により規定してきた運用内容を、農地法の「施行規則」として規定し直し、具体的な運用を定めたガイドラインを作成することにした。  ガイドラインでは、例えば、「太陽光下部の農地面積の合計が4haを超える場合、農地転用許可権者(農業委員会)は、許可基準の適合性等について地方農政局に相談することが望ましく、運用に際しては毎年、現地調査を実施する」「営農が行われておらず、指導によっても必要な改善措置が講じられない場合、農地転用許可権者は、営農型太陽光発電設備を撤去するよう指導する」などの新たな規則が追記された。

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  • 台風6・7号での事故報告、太陽光7件・水力2件、経産省が公表

    台風6・7号での事故報告、太陽光7件・水力2件、経産省が公表

    Dec 08, 2023

    経済産業省は12月4日、今夏日本列島に上陸した台風6号・7号に関わる電力設備の事故報告について公表した。太陽光発電所では合計7件、水力は合計2件だった。「産業構造審議会 保安・消費生活用製品安全分科会 電気設備自然災害等対策ワーキンググループ」で公表した。 太陽光は7件の事故報告があった (出所:経済産業省)  台風第6号は、中心気圧が930hPa、最大風速50m/sまで発達し、沖縄・九州を中心に被害をもたらした。沖縄では8月2日10時時点で最大約22万戸の停電が発生した。台風は一旦通過した後に沖縄本島に再接近し、8月6日4時時点で約3万4000戸が停電した。  同台風の影響による電気事業法に基づく事故報告件数は、太陽光発電所と水力発電所が各1件。太陽光発電所は、鹿児島県錦江町(出力40kW)で土砂崩れにより敷地外の町道へ土砂が流出した。また、水力発電所は、鹿児島県大島郡(出力140kW)で導水路が一部破損した。  沖縄電力管内における配電設備の被害は、支持物7本、電線約390本、碍子など約2200箇所。送電設備の被害はなかった。配電設備は10分間平均で風速40m/sの風圧荷重などを考慮しているのに対し、送電設備は最大風速60m/sと設置場所の風速を比較考慮されていることが影響したと見られる。  台風第7号は、中心気圧975hPa、最大風速30m/sで和歌山県潮岬付近に上陸し、関西・中部を中心に被害をもたらした。関西では8月15日8時時点で最大5万7000戸、中部では8月15日12時時点で最大約4万戸の停電が発生した。  同台風による電気事業法に基づく事故報告件数は、太陽光発電所が中部電力管内で3件、関西電力管内で1件、中国電力管内で1件、四国電力管内で1件、水力発電所が中国電力管内で1件。太陽光発電所で最も多かった被害は強風破損で、三重県伊賀市(出力49.5kW)、三重県尾鷲市(出力500kW)、三重県南御浜町(主力47.2kW)の3件。暴風雨により太陽光パネルや架台を破損したが、他物件への被害はなかった。  また、香川県小豆島町(600kW)と香川県東かがわ市(1000kW)の2件で土砂崩れにより支持物・パワーコンディショナー(PCS)を破損した。東かがわ市では、敷地外の国道へ土砂が流出した。三重県松阪市(出力49.5kW)で豪雨の河川氾濫により水没した。このほか水力発電所は、鳥取市(出力134kW)で取水口の制水門と排砂ゲートが破損した。  関西電力管内における配電設備の被害は、支持物が約20本、電線が約200径間。送電設備は、供給支障に至る被害はなかった。過去の上陸した台風と比べて限定的な被害にとどまったのは、最大瞬間風速が40m/s未満にとどまったこと、土砂災害が発生した状況が影響したと考えられるという。...

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