エア・ウォーター株式会社は11月14日、垂直設置型太陽光発電システム「VERPA（ヴァルパ）」を全国のグループ拠点へ順次導入することを発表しました。2025年度中に14カ所への設置を予定しており、既に6カ所で稼働を開始しています。

エア・ウォーターグループの2025年度VERPA設置拠点

（出所：エア・ウォーター）

■ 垂直設置でスペースの有効活用が可能

VERPAは、敷地境界線や駐車場の横など、幅約2.5mのスペースがあれば設置できる点が大きな特徴です。太陽光パネルを地上2m以上の高さに配置することで、フェンスなどの安全設備が不要になり、敷地を他用途と共有できる柔軟性が高く評価されています。

UIソーラーが展開する垂直設置型架台も同様に、限られた設置スペースでも高い発電量が期待でき、農地・工場・物流施設・道路脇など幅広いシーンでの導入が増えています。土地の有効活用が重要視される日本国内市場において、省スペース・高耐久・高発電効率が揃った垂直設置型架台は、今後さらに多くの企業・自治体から注目される分野です。

新潟ガス工業に設置したVERPA
（出所：エア・ウォーター）

■ 全国14拠点で1.3MW導入、CO₂削減は年間590t

UIソーラーは、15年以上に太陽光発電架台の業界に深く携わっており、開発・設計・製造・販売を一体化したハイテク企業です。

取引先は世界60カ国以上に及んでいます。2012年より日本市場に進出し、現在までに日本での実績は累計で約3GWに達しております。

メイン製品：野立て地上架台、営農型太陽光架台、駐車場架台、陸屋根架台、折板屋根架台、垂直架台、フェンス、防草シートなど。