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太陽光発電でイチゴを栽培、世界初の竹バイオマス発電にも挑む

太陽光発電でイチゴを栽培、世界初の竹バイオマス発電にも挑む

2017-02-28

山口県では米をはじめ野菜や果物など多彩な農作物の生産が盛んだ。

最近ではイチゴの栽培にも力を入れている。

県の農林総合技術センターでは2015年12月から2016年3月まで、太陽光発電を利用した省エネ型のハウスを使ってイチゴの栽培実証に取り組んだ。 

ハウスの屋根にフィルム型の太陽光発電シートを搭載して、日中に発電した電力をハウス内の暖房に利用する(図1)。

太陽光発電シートでは最大1.6kW(キロワット)の電力を作ることができる。発電した電力を蓄電池に貯めながら夜間にも供給できる仕組みだ。

日中に太陽光が降り注げば、ハウス内には余剰熱が発生する。

この余剰熱の暖気をダクトで吸い込んで蓄熱する仕組みも導入した。

イチゴの栽培場所の下に設けた石の層に蓄熱する。

夜になってハウス内の温度が下がると放熱して、イチゴを下から温めることが可能だ。

太陽光のエネルギーをイチゴの栽培に最大限に生かせる。

フィルム型の太陽光発電シートは県内各地の農園でも利用中だ。

周南市にある観光農園では2016年3月から、ブドウやナシを栽培する農園にサルの侵入を防ぐ目的で導入した。

3カ所の農園のうち2カ所にフィルム型の太陽光発電シートを設置して、1カ所には超小型の小水力発電機を園内の水路に設置した。 

1枚の太陽光発電シートで270Wの電力を供給できる。一方の超小型の小水力発電機の発電能力は4.8Wと小さい。

この程度の電力でも、農園の周囲にめぐらした電気柵でサルの侵入を防ぐことが可能だ。 

山口県では補助金を交付して、小規模な太陽光発電や小水力発電を農村に広めてきた。

周南市の導入事例はフィルム型の太陽光発電シートでは5カ所目に、超小型の小水力発電機では7カ所目になる。

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