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陸前高田市でソーラーシェアリング+蓄電池の先進事例が稼働 ——農業×再エネの可能性を広げる取り組み

陸前高田市でソーラーシェアリング+蓄電池の先進事例が稼働 ——農業×再エネの可能性を広げる取り組み

Jul 29,2025.

202573日、ワタミグループのワタミエナジー(本社:東京都大田区)は、岩手県陸前高田市の「陸前高田ワタミオーガニックランド」において、営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)と蓄電池を組み合わせた新たな再エネ設備を稼働させました。

自家消費 営農型太陽光発電 ソーラーシェアリング架台


陸前高田ワタミオーガニックランドに設置した蓄電池

(出所:ワタミ)


この蓄電池は、国内メーカー製のリチウムイオン蓄電池を採用しており、定格出力24kW・容量48kWhという仕様。昼間にソーラーシェアリングによって発電された電力を蓄電し、夜間や災害時の非常用電源として活用可能です。園内では5月からLEDによる大規模イルミネーション「うみともりとたいようのイルミネーション」を実施しており、今回の蓄電池導入により、その電力も全て太陽光由来となりました。これにより、施設全体の電力が再生可能エネルギーでまかなわれ、RE100を実現しています。

同園のソーラーシェアリング設備は202212月に稼働を開始しており、パネル出力506kW、連系出力248kW、年間発電量は約50kWhとされています。発電した電力はFIT(固定価格買取制度)を利用せず、地域新電力会社へ相対取引で販売するほか、一部は施設内で自家消費されています。


自家消費 営農型太陽光発電 ソーラーシェアリング架台


うみともりとたいようのイルミネーション

(出所:ワタミ)


日本国内で広がる営農型太陽光の動き


日本では近年、農業と再生可能エネルギーを両立する「営農型太陽光(ソーラーシェアリング)」が、地域活性化・食料自給率の向上・脱炭素の実現を目指す取り組みとして注目を集めています。特に地方自治体や農業法人を中心に、営農と発電の両立に向けた技術革新や制度整備が進みつつあります。

UIソーラーでは、傾斜地や中山間地域においても設置可能なソーラーシェアリング架台や、農業機械の通行を考慮した一本足タイプの設計など、多様なニーズに対応できる製品を取り揃えています。今後も、地域の農業と再エネの未来を支えるソリューションを提供し続けてまいります。





UIソーラーは、10年以上に太陽光発電架台の業界に深く携わっており、開発・設計・製造・販売を一体化したハイテク企業です。

取引先は世界60カ国以上に及んでいます。2012年より日本市場に進出し、現在までに日本での実績は累計で約3GWに達しております。


メイン製品:野立て地上架台営農型太陽光架台駐車場架台陸屋根架台折板屋根架台垂直架台フェンス防草シートなど







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