スクリュー杭とは、言うなれば“大きいネジ”のようなものと考えてもらえれば解りやすいかと思います。このスクリュー杭を地面に打ち込んで固定し、それを基礎として架台やパネル取り付けていくという野立て太陽光発電施工の工法です。
コンクリート基礎に比べて施工期間は短く、施工費用も安くなります。コンクリート基礎の場合、ある程度まで整地が必要になってきますが。スクリュー杭の場合、そこまでの整地は求められません。 また、スクリュー杭の種類もたくさんあり、様々な地盤に対応できます。
これから、弊社の各種類のスクリュー杭を簡単的にご紹介させていただきます。
①:01と02タイプ ⇒ 一般の平坦地
01タイプはフランジ盤付き、架台のべースと直接取付します。一般の野立て案件の最優先の選択です。厚み3.0mm直径φ76mmの鋼管、表面は亜鉛メッキ処理され、皮膜80μm以上になり、長さはご希望によって選定できます。よく使われている長さは1600mm、1800mm、2000mmなどです。さらに、地盤のN値に合わせてこちらから適切な長さの推薦も可能です。
02タイプは01タイプと同じ形状で、フランジ盤だけが無いです。このタイプのスクリュー杭は単管パイプ地上架台によく使われています。架台のパイプ柱を直接杭のパイプへ入れて、ネジを締め付けて固定します。
②:04と05と06タイプ ⇒ 柔らかい地盤
これらの杭は大羽根杭と言えます。一般のスクリュー杭より、羽根が大きくなっています。羽根が大きいので、地盤への引っかかりが強くなり、上下方向の強度が高まります。ですから、地盤が弱く、柔らかい農地などに使用すると相性が良いです。
羽根の枚数によって、2枚羽杭、4枚羽杭、1枚羽杭に分けています。強度保証の上に、コストバーが良いものが選定できます。
強度比較:05>06>04
価格比較:05>06>04
長さも地盤調査の結果によって推薦可能です。
③:03タイプ ⇒ 山林やゴルフ場などの傾斜地
利用可能の平坦地が少なくなり、太陽光発電所は傾斜地に設置されているケースが多くあります。通常傾斜地は平らに整地をしないと建物を建てることができませんが、高さ調整可能の杭を利用して、傾斜地であっても設置をすることができます。
この杭はスクリュー杭を打ち込んだ後でも杭のフランジ部分の高さを調整でき、施工がしやすいのが特徴です。フランジ部分の固定は6本のボルトで強固に固定するのでズレ落ちしにくい構造になっています。杭の高さ調整幅は杭の長さにより異なります。
上記はUIソーラーが自社生産している各種類の杭です。
太陽光発電架台に関して、なんでもお気軽にお問合わせてください。