京セラコミュニケーションシステム(KCCS、京都市)は、フィルム型ペロブスカイト太陽電池の導入・施工を開始する。6月8日、滋賀県と福岡市から導入委託事業を受注し、各施設での設置工事に着工すると発表した。
積水ソーラーフィルム(大阪市)製のフィルム型ペロブスカイト太陽電池を採用し、折板屋根に対して掴み金具などでフィルムタイプのモジュール(太陽光パネル)を設置する。積水化学工業と積水ソーラーフィルムは、3月からフィルム型ペロブスカイト太陽電池「SOLAFIL(ソラフィル)」事業を開始している。

京セラコミュニケーションシステムは、太陽光発電設備設計から資機材調達、建設工事、保守までワンストップで提供できる総合力、および新技術に対応する施工力が評価されたと説明する。なお両自治体とも、環境省の「脱炭素成長型経済構造移行推進対策費補助金(ペロブスカイト太陽電池の社会実装モデルの創出に向けた導入支援事業)」に採択された事業になる。

設置場所と出力、着工は以下になる。滋賀県は、八幡工業高校、守山北高校、琵琶湖博物館の3施設に導入する。八幡工業高校は体育館屋根に出力12kWを設置する。着工は6月8日、竣工は7月中旬の予定。守山北高校は体育館屋根に出力12kWを設置する。着工は7月下旬、竣工は8月下旬の予定。琵琶湖博物館はうみっこ広場に出力5kWを設置する。着工は8月下旬、竣工は9月下旬の予定。
福岡市は、高宮中学校、老司小学校、原西小学校の3施設に導入。高宮中学校は体育館屋根に出力9.24kWを設置する。着工は6月12日、竣工は7月下旬の予定。老司小学校は体育館屋根に出力7.92kWを設置する。着工は7月下旬、竣工は8月下旬の予定。原西小学校は体育館屋根に出力7.92kWを設置する。着工は8月下旬、竣工は9月下旬の予定。