みずほリースは3月30日、第二電力(大阪市)が保有する第六日本ソーラー電力合同会社(千葉市)が運営する屋根置き太陽光発電事業235カ所・合計出力31MWの出資持分を取得したと発表した。取得額は非公表。
今回取得した太陽光発電所の一例
(出所:みずほリース)
第六日本ソーラー電力合同会社は、第二電力が設立した資産管理を担う6番目の特別目的会社(SPC)。みずほリースは今回、第六日本ソーラー電力合同会社を営業者とする匿名組合の出資持分を取得した。
取得した太陽光発電所は、出力50kW未満の低圧設備が多数を占める。発電した電力は、設置施設で自家消費または固定価格買取制度(FIT)に基づき売電される。自家消費にはオンサイト型PPA(電力購入契約)モデルを採用する。
今回取得した太陽光発電所の一例
(出所:みずほリース)
また、ミナトマネジメント(東京都港区)は同日、みずほリースが取得した太陽光発電事業におけるアセットマネジメント業務を受託したと発表した。同社は今回、みずほリースと第二電力の間の売買交渉のサポート、みずほリースによる投資ストラクチャーの構築を支援してきた。
太陽光発電所の保守管理業務は引き続き第二電力が請け負う。ミナトマネジメントは、アセットマネージャーとして第二電力と協力して第六日本ソーラー電力合同会社の運営管理を行う予定。