大阪府と大阪市は6月11日、太陽光パネルと蓄電池の共同購入事業「グループパワーチョイス」について、市場価格に比べ、太陽光パネルのみは約30%オフ、太陽光パネルと蓄電池のセットは約23%オフ、蓄電池のみは約22%オフとなる購入プランが決定したと発表した。
購入希望者の参加登録件数は5月31日時点で900件を超えているという。参加登録の受付期間は7月19日まで。なお、市場価格は支援事業者が実施した市場調査結果をもとに算定しており、太陽光パネルは18枚(出力4.68kW)設置の場合、蓄電池はハイブリッド型蓄電池(屋内外兼用容量7.04kWh)の場合。蓄電池のみのプランでは単機能蓄電池(屋内用容量6.5kWh、屋外用容量9.8kWh)も選べる。
価格例は以下の通り。
(出所:大阪府)
同府・市が共同で設置する「おおさかスマートエネルギーセンター」では4月から、太陽光パネルと蓄電池のさらなる普及拡大を図るため、府と協定を締結した支援事業者が府内全域から購入希望者を募り、設置をサポートする「共同購入支援事業」を実施している。今回、支援事業者が入札により販売施工事業者を選定した。
同事業のポイントとして、下記4点を示している。
· みんなでまとめて購入するから「お得」になる。
· 登録・購入・施工まで、トータルサポートする。事前に製品や工事価格、保証内容を確認できる。
· 基準をクリアした販売施工事業者が施工する。
· コロナ禍における光熱費削減対策や災害時の停電対策になる。