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アルペン、18店舗でPPA太陽光、合計3.7MW

アルペン、18店舗でPPA太陽光、合計3.7MW

2023-09-08

アルペンは、VPP Japan(東京都千代田区)およびアイ・グリッド・ソリューションズ(東京都千代田区)と連携し、オンサイト型PPA(電力購入契約)モデルによる自家消費型太陽光発電設備を設置し、その余剰電力を他電力需要家に供給する。8月29日に発表した。


アルペン店舗の太陽光パネル設置例
(出所:アルペン)


 アルペングループの全国18施設に合計約3.7MWの自家消費型太陽光発電システムを設置し、2024年6月末までに稼働する予定。年間発電量は約390万kWhを見込み、18施設の使用電力の47%程度を賄える。また、年間最大891tのCO2排出量削減を見込んでいる。発電事業者はVPP Japanになる。


アルペン店舗の太陽光パネル設置例
(出所:アルペン)


 さらに余剰電力は、アイ・グリッドが購入し、CO2フリー電力サービス「スマ電CO2ゼロ」契約者に供給する。年間の余剰電力量は約190万kWh程度を見込んでいる。余剰電力の供給に伴う発電計画の策定・提出やインバランス料金の負担は、アイ・グリッドが担当する。


事業スキーム
(出所:アルペン)


 アイ・グリッドは、これまで蓄積してきた電力データと気象データをAI(人工知能)解析することで施設ごとの電力使用量を24時間先まで予測し、太陽光発電量の予測を組み合わせて余剰発電量を予測できるという。これにより、余剰電力を他電力需要家へ供給するとともに自家消費量を最大化できるという。

 アルペンは、自然環境を守る活動「Alpen GREEN PROJECT」の一環でCO2排出量削減を推進しており、2027年までに2015年度対比50%以上の削減を目指している。これまで全店舗の照明をLEDに転換するともに、一部店舗に再エネ導入するなど、2022年度実績で2015年度対比40%以上を削減した。

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